たんぽぽ舎のメールマガジンより
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┗■1.舛添要一について 3つの罪 その一「厚生労働大臣としての罪」
│ 出馬会見での - 驚くべき二枚舌 -
└────(広瀬 隆)
◆厚生労働大臣としての舛添要一の罪
彼は、今回の都知事選に出馬するにあたっての記者会見で、「医療・福祉をしっかりしなければならない」と語ったが、これは驚くべき二枚舌である。
2007年7月29日に自由民主党参議院議員に当選した舛添要一は、2007年8月27日~9月12日辞任表明・崩壊までの2 週間だけ、安倍晋三内閣厚生労働大臣をつとめた。その後、引き続き安倍のピンチヒッター、福田赳夫内閣の厚生労働大臣に居すわった。その年末、2007年12月に年金不払い者への全員支払いを約束した公約を破って、国民から悪罵を浴びたのが、舛添要一だ。
さらに2007年12月20日には「厚生省が引き起こした薬害」のため、C型肝炎患者が国家の責任を明確に認定させるため、患者全員の一律救済を求めて、年末の寒風吹きすさぶ街頭で、患者の悲しみと苦難の涙を流し、必死に訴えた。ところが舛添要一はそれを足蹴にし、法律論を楯に国家の犯罪を認めず、患者の線引きを譲らなかった。患者が必死の声をあげたのに、それを切り捨てたことを、舛添本人は忘れたのではなかろうな。2008年以後も、福田康夫改造内閣で厚生労働大臣に居座り、患者を無視して、およそ人間として最低の人格を示した。その年9月1日に、福田首相が辞任を表明した。この無責任内閣の閣僚だった人間が、都知事選で「医療・福祉をしっかりしなければならない」だって? 冗談もほどほどにしろ。
この厚生労働省が、現在のきわめて危険な食品の放射能基準を定めている部署なのである。したがって舛添要一は、放射能の危険性など眼中にない。これから、東京都の子供たちを被曝させる方向に邁進している男が舛添だ。おそるべき都知事の候補者だ。舛添が、ずっと原子力産業の広告塔として動いてきた人間であることを、改めて都民に広く伝えていただきたい。
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