8月9日に長崎市で開催された原爆犠牲者慰霊平和祈念式典において、被爆者代表として意見を述べた城台美弥子さんの「平和への誓い」全文です。
一九四五年六月半ばになると、一日に何度も警戒警報や空襲警報のサイレンが鳴り始め、当時六歳だった私は、防空頭巾がそばにないと安心して眠ることができなくなっていました。
八月九日朝、ようやく目が覚めたころ、魔のサイレンが鳴りました。
「空襲警報よ!」「今日は山までいかんば!」緊迫した祖母の声で、立山町の防空壕(ごう)へ行きました。爆心地から二・四キロ地点、金毘羅山中腹にある現在の長崎中学校校舎の真裏でした。しかし敵機は来ず、「空襲警報解除!」の声で多くの市民や子どもたちは「今のうちー」と防空壕を飛び出しました。
そのころ、原爆搭載機B29が、長崎上空へ深く侵入して来たのです。
私も、山の防空壕からちょうど家に戻った時でした。お隣のトミちゃんが「みやちゃーん、あそぼー」と外から呼びました。その瞬間空がキラッと光りました。その後、何が起こったのか、自分がどうなったのか、何も覚えていません。しばらくたって、私は家の床下から助け出されました。外から私を呼んでいたトミちゃんはそのときけがもしていなかったのに、お母さんになってから、突然亡くなりました。
たった一発の爆弾で、人間が人間でなくなり、たとえその時を生き延びたとしても、突然に現れる原爆症で多くの被爆者が命を落としていきました。私自身には何もなかったのですが、被爆三世である幼い孫娘を亡くしました。わたしが被爆者でなかったら、こんなことにならなかったのではないかと、悲しみ、苦しみました。原爆がもたらした目に見えない放射線の恐ろしさは人間の力ではどうすることもできません。今強く思うことは、この恐ろしい非人道的な核兵器を世界中から一刻も早くなくすことです。
そのためには、核兵器禁止条約の早期実現が必要です。被爆国である日本は、世界のリーダーとなって、先頭に立つ義務があります。しかし、現在の日本政府は、その役割を果たしているのでしょうか。今、進められている集団的自衛権の行使容認は、日本国憲法を踏みにじる暴挙です。日本が戦争できるようになり、武力で守ろうと言うのですか。武器製造、武器輸出は戦争への道です。いったん戦争が始まると、戦争は戦争を呼びます。歴史が証明しているではないですか。日本の未来を担う若者や子どもたちを脅かさないでください。被爆者の苦しみを忘れ、なかったことにしないでください。
福島には、原発事故の放射能汚染でいまだ故郷に戻れず、仮設住宅暮らしや、よそへ避難を余儀なくされている方々がおられます。小児甲状腺がんの宣告を受けておびえ苦しんでいる親子もいます。このような状況の中で、原発再稼働等を行っていいのでしょうか。使用済み核燃料の処分法もまだ未知数です。早急に廃炉を含め検討すべきです。
被爆者はサバイバーとして、残された時間を命がけで、語り継ごうとしています。小学一年生も保育園生も私たちの言葉をじっと聴いてくれます。この子どもたちを戦場に送ったり、戦禍に巻き込ませてはならないという、思いいっぱいで語っています。
長崎市民の皆さん、いいえ、世界中の皆さん、再び愚かな行為を繰り返さないために、被爆者の心に寄り添い、被爆の実相を語り継いでください。日本の真の平和を求めて共に歩みましょう。私も被爆者の一人として、力の続くかぎり被爆体験を伝え残していく決意を皆様にお伝えし、私の平和への誓いといたします。
平成二十六年八月九日
被爆者代表 城台美弥子
脱原発すわ連絡会は、2011年6月11日の脱原発100万人アクションを契機に脱原発を目指して、長野県諏訪地域から全国に向けて活動を開始しました。(脱原発=原発を稼動しないと決めること)
2014年8月10日日曜日
2014年7月19日土曜日
小泉・細川・菅・鳩山…元首相4人が脱原発派の講演会に
朝日新聞2014年7月19日(土)00:31
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/elex/ASG7L5V58G7LUTFK00T.html
細川護熙、小泉純一郎、鳩山由紀夫、菅直人の元首相4人が18日、都内であったエイモリー・ロビンス氏(米ロッキー・マウンテン研究所理事長)の講演会で一堂に会した。講演会は小泉、細川両氏が発起人の自然エネルギー推進会議が主催。鳩山、菅両氏が参加を申し込み、ロビンス氏の脱原発論に耳を傾けた。
講演会前、ロビンス氏と懇談した小泉氏は同氏の著書について「この本を読んで原発ゼロを確信した」と話した。また、小泉氏は記者団に川内原発(鹿児島県)の再稼働方針について問われると、「おかしいねえ」と答えた。
元首相4人は講演会前に会場内で数分間懇談した。同席した関係者によると、話題は鳩山氏の近況についてだったという。菅氏は記者団に「それぞれの立場で協力したい」と語った。
(関根慎一)
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/elex/ASG7L5V58G7LUTFK00T.html
細川護熙、小泉純一郎、鳩山由紀夫、菅直人の元首相4人が18日、都内であったエイモリー・ロビンス氏(米ロッキー・マウンテン研究所理事長)の講演会で一堂に会した。講演会は小泉、細川両氏が発起人の自然エネルギー推進会議が主催。鳩山、菅両氏が参加を申し込み、ロビンス氏の脱原発論に耳を傾けた。
講演会前、ロビンス氏と懇談した小泉氏は同氏の著書について「この本を読んで原発ゼロを確信した」と話した。また、小泉氏は記者団に川内原発(鹿児島県)の再稼働方針について問われると、「おかしいねえ」と答えた。
元首相4人は講演会前に会場内で数分間懇談した。同席した関係者によると、話題は鳩山氏の近況についてだったという。菅氏は記者団に「それぞれの立場で協力したい」と語った。
(関根慎一)
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2014年3月23日日曜日
2014年3月13日木曜日
2014年2月26日水曜日
福島原発は地震の揺れでメルトダウン
たんぽぽ舎からのメールマガジンです。
┏┓
┗■1.福島原発は地震の揺れによってメルトダウンに至った・津波ではない
| 原発の再稼働をやりたいため、真実隠しの東電・原子力学者ら
└──── 広瀬 隆
○ 国会事故調の協力調査員として、田中三彦さんのパートナーとなって事故解析にあたった弁護士の伊東良徳さんから、重大な報告です。
岩波書店の雑誌「科学」2014年3月号に、福島第一原発は、まず初めに地震の揺れによって全交流電源喪失に至った経過が論証され、掲載されました。これが、メルトダウンの真相です。津波は、そのあとに襲ったのです。
○ 東京電力で原子炉運転の解析などにあたっていた木村俊雄さんも、未公開だった「過渡現象記録装置」のデータを東電に要求した結果、2013年8月にようやく一部公開されました。
岩波書店の「科学」2013年11月号に木村さんが発表した解析結果によると、地震発生から1分30秒前後(津波来襲前)に、最も重要な冷却水の自然循環がなくなっていることが判明し、これは、原子炉につながる小配管の損傷による漏洩しか考えられない、としています。
○ 東京電力は嘘の上に嘘を塗り固め、福島原発の事故責任者である原子力関連学者たちが、再稼働を可能にするために、この議論を無視していることが、最大の問題です。彼らには、物理学的に、機械工学的にものごとを考える知性というものがまったくありません。この人間たちが原子炉を動かすのですから、次の大事故は目前、日本破滅もすぐのことです。
○ 伊東良徳さんの「科学」 2014年3月号は、下記で全文が読めます。
福島原発1号機の全交流電源喪失は津波によるものではないという主張の、東電の反論に対する再反論も含めた最新ヴァージョンが、「科学(電子版)」2014年3月号として昨夜公開され、あわせて、私のサイトにも掲載しました。よろしければご一読・拡散ご協力お願いします。
○ 『科学(電子版)84巻3号(2014年3月号):プリントアウトして読むにはこちらがきれいです http://www.iwanami.co.jp/kagaku/e-Kagaku.html
短縮版:私の主張を理解するのにはこちらの方がわかりやすいと思います
http://www.shomin-law.com/essayFukushimaSBO4digest.html
フル・ヴァーション:東京電力の主張に対する反論をきっちり読むにはこちらが適しています http://www.shomin-law.com/essayFukushimaSBO4.html
伊東良徳』
┏┓
┗■1.福島原発は地震の揺れによってメルトダウンに至った・津波ではない
| 原発の再稼働をやりたいため、真実隠しの東電・原子力学者ら
└──── 広瀬 隆
○ 国会事故調の協力調査員として、田中三彦さんのパートナーとなって事故解析にあたった弁護士の伊東良徳さんから、重大な報告です。
岩波書店の雑誌「科学」2014年3月号に、福島第一原発は、まず初めに地震の揺れによって全交流電源喪失に至った経過が論証され、掲載されました。これが、メルトダウンの真相です。津波は、そのあとに襲ったのです。
○ 東京電力で原子炉運転の解析などにあたっていた木村俊雄さんも、未公開だった「過渡現象記録装置」のデータを東電に要求した結果、2013年8月にようやく一部公開されました。
岩波書店の「科学」2013年11月号に木村さんが発表した解析結果によると、地震発生から1分30秒前後(津波来襲前)に、最も重要な冷却水の自然循環がなくなっていることが判明し、これは、原子炉につながる小配管の損傷による漏洩しか考えられない、としています。
○ 東京電力は嘘の上に嘘を塗り固め、福島原発の事故責任者である原子力関連学者たちが、再稼働を可能にするために、この議論を無視していることが、最大の問題です。彼らには、物理学的に、機械工学的にものごとを考える知性というものがまったくありません。この人間たちが原子炉を動かすのですから、次の大事故は目前、日本破滅もすぐのことです。
○ 伊東良徳さんの「科学」 2014年3月号は、下記で全文が読めます。
福島原発1号機の全交流電源喪失は津波によるものではないという主張の、東電の反論に対する再反論も含めた最新ヴァージョンが、「科学(電子版)」2014年3月号として昨夜公開され、あわせて、私のサイトにも掲載しました。よろしければご一読・拡散ご協力お願いします。
○ 『科学(電子版)84巻3号(2014年3月号):プリントアウトして読むにはこちらがきれいです http://www.iwanami.co.jp/kagaku/e-Kagaku.html
短縮版:私の主張を理解するのにはこちらの方がわかりやすいと思います
http://www.shomin-law.com/essayFukushimaSBO4digest.html
フル・ヴァーション:東京電力の主張に対する反論をきっちり読むにはこちらが適しています http://www.shomin-law.com/essayFukushimaSBO4.html
伊東良徳』
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2014年2月18日火曜日
2014年2月3日月曜日
舛添要一について3つの罪 その3
たんぽぽ舎からのメールマガジンより
┏┓
┗■1.舛添要一について 3つの罪 その三 「日本も核兵器(原爆)を持つべきだ主張の罪」
└──── 広瀬 隆
◆舛添要一が原発の広告塔であることは、報道界に周知のことだが、今回の東京都知事選の記者会見で舛添が「私も脱原発です」と言った時、そのあとが重要である。「でも、すぐにはできませんよ」と舛添が付け加えたではないか。子供が聞いても分るが、「すぐに原発ゼロにできない」ということは、「すぐに原発を再稼働します」ということだ。先日の細川護熙支持者の記者会見で、私が報道陣に、このように重大な彼の脱原発発言の嘘を追及して、彼が原発推進論であることの言質を取ってほしいと求めた。すると、その後の舛添記者会見でテレビ局の人が「原発ゼロはすぐにはできない、とはどういう意味か」と説明を求めてくれた。すると舛添は、「それは政府が決めることです」と言って逃げてしまった。自分の意見を他人に転嫁する、実に姑息な人間だ。ところがそのあと、「原発をゼロにするには、30年か40年ぐらいかかるでしょう」とポロリと本心を暴露してしまった。つまり舛添は、30年か40年も原発を動かすつもりなのである。
彼が、これほど原発に固執する理由は、第一は電力会社がくれる広告塔としての醜い金ほしさであろう。しかし第二には、舛添要一ほど、高速増殖炉もんじゅの宣伝に熱心に活動してきた人間はいない、という点が問題である。ここに、安倍晋三・自民党が、舛添要一を都知事選で支持した最大の理由がある。もんじゅは、六ヶ所再処理工場で抽出したプルトニウムを、原爆用の兵器級プルトニウムに変換するための原子炉である。おそるべき原爆用原子炉なのである。日本の核兵器保有に必要不可欠だ。だから、安倍晋三は原発を、とりわけ六ヶ所再処理工場と高速増殖炉もんじゅを断念しないのである。
その安倍晋三は、2007年の首相時代に、「日本も核兵器を持つべきだ」という、祖父・岸信介から受け継いだ危険思想をしゃべりまくった。そのため、「日本も核兵器を持つべきだ」という同じ考えの舛添要一を引き立てて、厚生労働大臣にしたのである。つまり今回の選挙で、安倍晋三が必死になって舛添要一を支持するのは、日本の核兵器保有のためである。その一連の流れが、昨年来の秘密保護法と、今から出てくる集団的自衛権の行使と、憲法改悪である。地球の裏側まで行って戦争する、と言っているのだから、正気の沙汰ではない。安倍晋三と舛添要一は、北朝鮮と同レベルの戦争屋なのだ。
┏┓
┗■1.舛添要一について 3つの罪 その三 「日本も核兵器(原爆)を持つべきだ主張の罪」
└──── 広瀬 隆
◆舛添要一が原発の広告塔であることは、報道界に周知のことだが、今回の東京都知事選の記者会見で舛添が「私も脱原発です」と言った時、そのあとが重要である。「でも、すぐにはできませんよ」と舛添が付け加えたではないか。子供が聞いても分るが、「すぐに原発ゼロにできない」ということは、「すぐに原発を再稼働します」ということだ。先日の細川護熙支持者の記者会見で、私が報道陣に、このように重大な彼の脱原発発言の嘘を追及して、彼が原発推進論であることの言質を取ってほしいと求めた。すると、その後の舛添記者会見でテレビ局の人が「原発ゼロはすぐにはできない、とはどういう意味か」と説明を求めてくれた。すると舛添は、「それは政府が決めることです」と言って逃げてしまった。自分の意見を他人に転嫁する、実に姑息な人間だ。ところがそのあと、「原発をゼロにするには、30年か40年ぐらいかかるでしょう」とポロリと本心を暴露してしまった。つまり舛添は、30年か40年も原発を動かすつもりなのである。
彼が、これほど原発に固執する理由は、第一は電力会社がくれる広告塔としての醜い金ほしさであろう。しかし第二には、舛添要一ほど、高速増殖炉もんじゅの宣伝に熱心に活動してきた人間はいない、という点が問題である。ここに、安倍晋三・自民党が、舛添要一を都知事選で支持した最大の理由がある。もんじゅは、六ヶ所再処理工場で抽出したプルトニウムを、原爆用の兵器級プルトニウムに変換するための原子炉である。おそるべき原爆用原子炉なのである。日本の核兵器保有に必要不可欠だ。だから、安倍晋三は原発を、とりわけ六ヶ所再処理工場と高速増殖炉もんじゅを断念しないのである。
その安倍晋三は、2007年の首相時代に、「日本も核兵器を持つべきだ」という、祖父・岸信介から受け継いだ危険思想をしゃべりまくった。そのため、「日本も核兵器を持つべきだ」という同じ考えの舛添要一を引き立てて、厚生労働大臣にしたのである。つまり今回の選挙で、安倍晋三が必死になって舛添要一を支持するのは、日本の核兵器保有のためである。その一連の流れが、昨年来の秘密保護法と、今から出てくる集団的自衛権の行使と、憲法改悪である。地球の裏側まで行って戦争する、と言っているのだから、正気の沙汰ではない。安倍晋三と舛添要一は、北朝鮮と同レベルの戦争屋なのだ。
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2014年2月2日日曜日
舛添要一について3つの罪 その2
たんぽぽ舎のメールマガジンより
┏┓
┗■1..舛添要一について 3つの罪 その二「電力会社の広告塔の罪」
└──── 広瀬 隆
◆舛添要一は、「朝まで生テレビ」のレギュラーであった。それで知名度をあげてきた人間である。
ある時、「朝まで生テレビ」に出演して、「原発論争」をしてくれるよう、テレビ朝日から私(広瀬隆)に依頼があった。私は何度か、あの喧騒な番組に引っ張り出されていたので、「舛添要一のように、原子力について何も知らない人間が大声でわめくような番組なら出ません。電力会社とまっとうな技術論をして、日本人に事実を知ってもらいたいだけだ」と要求した結果、テレビ朝日がそれを了承して、舛添が出演者から外されたので、私は1988年7月30日放送の「朝まで生テレビ」に出演した。舛添はくやしがっていた。
ところがその後、1995年の高速増殖炉もんじゅ火災事故など、原発がたびたびの深刻な事故を起こした。そのたびに、テレビ局やラジオ局から私に電話がかかってきて、舛添要一との対談を求められ、私は引き受けた。勿論、舛添要一がゴリゴリの原発推進派、私が反対派として論争し、彼のデタラメを論破してきた。
あるいはまた、新潟県巻町で東北電力が原発建設を進めて、最後に町長選挙の大決戦がおこなわれた時、私は地元から頼まれて、建設反対を訴えて町内での街頭演説をくり返した。そこに、舛添要一が電力会社の広告塔として巻町に乗りこんで、原発建設の必要性を訴えた。この歴史的な戦いで、巻町の住民は原発「拒否」を決断し、最終的に2003年12月24日に東北電力が建設断念を正式決定して、私たち反対派が勝利した。巻原発は、電源開発基本計画に組み入れられながら、計画が撤回された初めての原発となったのである。
ことほどさように、原発の広告塔として走り回ってきた舛添が、今回の東京都知事選の記者会見で「私も脱原発です」と言ったので、私は腰が抜けるほど驚いた。福島第一原発事故を引き起こした責任者が、舛添要一なのである。事故についてひと言の反省もなく、人間として、選挙民に対して、よくもこれだけの大嘘をつけるものだ。嘘つきは、真っ平御免だ。この男がしゃべっていることは、全部嘘の公約だ。
┏┓
┗■1..舛添要一について 3つの罪 その二「電力会社の広告塔の罪」
└──── 広瀬 隆
◆舛添要一は、「朝まで生テレビ」のレギュラーであった。それで知名度をあげてきた人間である。
ある時、「朝まで生テレビ」に出演して、「原発論争」をしてくれるよう、テレビ朝日から私(広瀬隆)に依頼があった。私は何度か、あの喧騒な番組に引っ張り出されていたので、「舛添要一のように、原子力について何も知らない人間が大声でわめくような番組なら出ません。電力会社とまっとうな技術論をして、日本人に事実を知ってもらいたいだけだ」と要求した結果、テレビ朝日がそれを了承して、舛添が出演者から外されたので、私は1988年7月30日放送の「朝まで生テレビ」に出演した。舛添はくやしがっていた。
ところがその後、1995年の高速増殖炉もんじゅ火災事故など、原発がたびたびの深刻な事故を起こした。そのたびに、テレビ局やラジオ局から私に電話がかかってきて、舛添要一との対談を求められ、私は引き受けた。勿論、舛添要一がゴリゴリの原発推進派、私が反対派として論争し、彼のデタラメを論破してきた。
あるいはまた、新潟県巻町で東北電力が原発建設を進めて、最後に町長選挙の大決戦がおこなわれた時、私は地元から頼まれて、建設反対を訴えて町内での街頭演説をくり返した。そこに、舛添要一が電力会社の広告塔として巻町に乗りこんで、原発建設の必要性を訴えた。この歴史的な戦いで、巻町の住民は原発「拒否」を決断し、最終的に2003年12月24日に東北電力が建設断念を正式決定して、私たち反対派が勝利した。巻原発は、電源開発基本計画に組み入れられながら、計画が撤回された初めての原発となったのである。
ことほどさように、原発の広告塔として走り回ってきた舛添が、今回の東京都知事選の記者会見で「私も脱原発です」と言ったので、私は腰が抜けるほど驚いた。福島第一原発事故を引き起こした責任者が、舛添要一なのである。事故についてひと言の反省もなく、人間として、選挙民に対して、よくもこれだけの大嘘をつけるものだ。嘘つきは、真っ平御免だ。この男がしゃべっていることは、全部嘘の公約だ。
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2014年2月1日土曜日
舛添要一について3つの罪 その1
たんぽぽ舎のメールマガジンより
┏┓
┗■1.舛添要一について 3つの罪 その一「厚生労働大臣としての罪」
│ 出馬会見での - 驚くべき二枚舌 -
└────(広瀬 隆)
◆厚生労働大臣としての舛添要一の罪
彼は、今回の都知事選に出馬するにあたっての記者会見で、「医療・福祉をしっかりしなければならない」と語ったが、これは驚くべき二枚舌である。
2007年7月29日に自由民主党参議院議員に当選した舛添要一は、2007年8月27日~9月12日辞任表明・崩壊までの2 週間だけ、安倍晋三内閣厚生労働大臣をつとめた。その後、引き続き安倍のピンチヒッター、福田赳夫内閣の厚生労働大臣に居すわった。その年末、2007年12月に年金不払い者への全員支払いを約束した公約を破って、国民から悪罵を浴びたのが、舛添要一だ。
さらに2007年12月20日には「厚生省が引き起こした薬害」のため、C型肝炎患者が国家の責任を明確に認定させるため、患者全員の一律救済を求めて、年末の寒風吹きすさぶ街頭で、患者の悲しみと苦難の涙を流し、必死に訴えた。ところが舛添要一はそれを足蹴にし、法律論を楯に国家の犯罪を認めず、患者の線引きを譲らなかった。患者が必死の声をあげたのに、それを切り捨てたことを、舛添本人は忘れたのではなかろうな。2008年以後も、福田康夫改造内閣で厚生労働大臣に居座り、患者を無視して、およそ人間として最低の人格を示した。その年9月1日に、福田首相が辞任を表明した。この無責任内閣の閣僚だった人間が、都知事選で「医療・福祉をしっかりしなければならない」だって? 冗談もほどほどにしろ。
この厚生労働省が、現在のきわめて危険な食品の放射能基準を定めている部署なのである。したがって舛添要一は、放射能の危険性など眼中にない。これから、東京都の子供たちを被曝させる方向に邁進している男が舛添だ。おそるべき都知事の候補者だ。舛添が、ずっと原子力産業の広告塔として動いてきた人間であることを、改めて都民に広く伝えていただきたい。
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2014年1月23日木曜日
都知事選 細川護煕 第一声
脱原発候補 細川護煕さんの第一声です。
11分11秒からは小泉純一郎さんの応援演説です。
細川護煕さんの公式ホームページ
http://tokyo-tonosama.com/
2014年東京都知事選挙 細川護煕候補 第一声全文
(午前11時20分 都庁前)
皆さんおはようございます。いよいよ今日から、これからの国のゆくえ、あるいは東京のゆくえ、あるいは私たちの生き方にも関わる、大事な選択の機会がやってまいりました。私はたくさんことを訴えたいんですが、1つは絞って言いますと、1つはちょっと抽象的になりますが、価値観の問題とでも言ってもいいのかと思います。2つ目は、平和に関わる問題。これもちょっと抽象的な言い方かもしれません。オリンピックとかいろいろなことがあると思いますが。それから3つ目は原発の問題。主にこの3点にことについて、私は今回の都知事選で都民の皆さま方にお訴えをしていきたいと思います。
最初の価値観の問題というのは、私は政治の世界を引いてから15年余り、田舎に引っ込んで、焼きものをしたり、絵を描いたり、庭いじりをしたりして過ごしてきました。しかし何か、国の進めているさまざまな施策というものをときどき新聞を見て、テレビを見たりして感じておりましたのは、どうも少し私の考え方とずれているのではないか。例えば、日本の人口は今、1億3,000万人ですが、あと50年すると9,000万人になる。100年たったら4,000万人になる。4,000万人と言えば江戸時代の人口です。江戸時代の人口とほぼ近い。そういうことになると、これは今までのような大量生産・大量消費、そういう経済成長至上主義というもので、果たして日本という国はやっていけるのかどうか。私は難しいと思います。
これからは原発をあちこちの国に売り込んだりするような、そういう欲張りな資本主義ではなくて、もう少し、自然エネルギーとか、脱成長とか、そうした心豊かな生き方というもので満足できるような、そうした国づくりというものを進めていかなければならないのではないか。それが価値観の転換と申し上げた、1つの大きなテーマです。心豊かな幸せの成熟社会へのパラダイムの転換をしていかなければならないじゃないか。私はそう思っております。
特に私が心配しているのは、今度の知事選挙への立候補のきっかけにもなったんですが、成長のためには原発が不可欠だと言って、原発を再稼働させようとしている国の姿勢。このことに私は強い危機感を持って、そのことが今日、ここに来ていただいている小泉さんにも強く背中を押されて立候補をするきっかけとなりました。それが1つの私が申し上げる価値観の問題です。
もう1つは、これも多少抽象的な話ですが、大くくりに申し上げて、平和と言ってもいいかと思うんですが、今度の選挙のテーマはもちろん原発だけではありません。都政に関わるさまざまな問題、いつ来るか分からない直下型地震に備えての基盤の整備とか、あるいは高齢者や待機児童の問題。さまざまな問題にできる限り急いで、メリハリをつけて対応していかなければならない。それも当然のことであります。
外国とのさまざまな問題。オリンピックはまさに平和の祭典でありますから、都としても善隣的な近隣諸国との付き合いというものについては、いつも知事は念頭に置いておかなければならないことだと思います。オリンピックは、しかしかつての東京五輪のように大きな投資をして、大きな建物を造ってというわけにはいきませんから、できるだけコンパクトな、しかしソフトな面でおもてなしの心というものを十分に感じていただけるような、そういうオリンピックにしていかなければならないし、また、東京だけがいい思いをするのではなくて、東北の人たちにもぜひ一緒になってオリンピックの果実というものを分かち合えるような、そういうオリンピックにしていかなければならないと思います。
もう1つ、最後の問題は原発の問題です。私は国の存亡に関わる大きな事故がいつ起きるか。本当にこれは不安で仕方がない。福島の事故がありましたけども、東京の周辺、100キロ、200キロぐらいのところには浜岡とか、あるいは東海第二とか、いくつかの大きな原発が立地しています。もしそういう原発が大きな事故を起こしたら、これは日本は壊滅的な打撃を受ける。日本だけではない、世界中にその影響が及ぶことは必至であります。ですから、一刻も早く原発再稼働というものをやめて、世界の先進国がやっているように、自然エネルギー、あるいは再生エネルギーなどを活用した、分散型のエネルギー社会というものを作っていかなければ、日本は成り立っていけない。そういう方向に早く踏み出していくべきだと思います。
オリンピックや、消費税や、いろいろな問題があるんですけど、もちろんそういう問題も原発の事故が起きたら、そんな問題はもう一遍に吹き飛んでしまう。知事の最大の任務は、第一の任務は、都民の生命と財産を守ることです。原発は都政のテーマではないと言う人たちもいますけども、都民の生命と財産を守るということは、これは最も重要なテーマでありますから、これが今度の選挙のテーマではないということは、私はまったくおかしな話だと思います。
この間の福島の事故のあとも、水道が止まったり、停電になったり、都内の一部では大きな問題が起こりました。迷惑をされた方々がたくさんありました。その原発依存型のエネルギー多消費型社会というものを先ほども申し上げたように180度方向転換して、新しい時代に対応するものにしていかなければならないと思います。3.11が起こるまで、私も原発は安全でクリーンだということを信じてまいりましたが、しかし、この事故によってそれがいかに欺瞞であるかということが明らかになりました。原発がなければ日本の経済は成り立たないという人がおりますが、2年間原発が止まっていても日本の経済は順調に回っております。
もちろん、石炭、火力などの燃料代というものを、相当かかることは分かりますが、しかし、原発には実は天文学的なコストがかかっている。事故のあったときのコスト、あるいは廃炉にするコスト、いろいろな点で天文学的なコストがかかっている。それが見えない形で国民の負担にされて、原発のコストは安いというごまかしがまかり通ってきました。原発の安全性の問題や、核のごみの問題を考えたら、原発とは早くここで区切りをつけて、欧米の先進国がやっているように、自然エネルギーなどに変えていくほうが、よほど生産的だし、新しい雇用や技術を生み出していくきっかけになると思います。今ここで原発ゼロの方向というものを明確に打ち出して、再稼働に向けてスタートを切っていく。自然エネルギー大国日本というものを打ち出していくということが、何よりも大事なテーマだと思っているわけです。
もちろん、東京都は東電の大株主でもありますから、東電に対していろいろ注文もつけていかなければならない。その東京で原発ゼロを目指すことは、先ほども申し上げたように今度の選挙で都民の皆さん方に問うべき、それこそ重要なテーマだということを重ねて申し上げたいと思います。この間、小泉さんからも話がありましたが、原発をなくして再生エネルギーで活力のある日本をつくっていくか。それとも今までのコストの高い、リスクのある原発というものにしがみついて、日本という国の衰退にかけるか。そのどちらを選ぶかという、今回は大事な選挙であります。
私は、原発をやめて、自然エネルギー、再生エネルギーなどで日本の未来にかけていく。そういう方々の先頭に立って、日本の新しい国づくりに邁進していきたい。そのように思っておりますので、どうぞ都民の皆さん方の、少しでも多くのお力添えをいただけたらありがたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
それでは、小泉総理にバトンタッチいたします。ありがとうございます。
11分11秒からは小泉純一郎さんの応援演説です。
細川護煕さんの公式ホームページ
http://tokyo-tonosama.com/
2014年東京都知事選挙 細川護煕候補 第一声全文
(午前11時20分 都庁前)
皆さんおはようございます。いよいよ今日から、これからの国のゆくえ、あるいは東京のゆくえ、あるいは私たちの生き方にも関わる、大事な選択の機会がやってまいりました。私はたくさんことを訴えたいんですが、1つは絞って言いますと、1つはちょっと抽象的になりますが、価値観の問題とでも言ってもいいのかと思います。2つ目は、平和に関わる問題。これもちょっと抽象的な言い方かもしれません。オリンピックとかいろいろなことがあると思いますが。それから3つ目は原発の問題。主にこの3点にことについて、私は今回の都知事選で都民の皆さま方にお訴えをしていきたいと思います。
最初の価値観の問題というのは、私は政治の世界を引いてから15年余り、田舎に引っ込んで、焼きものをしたり、絵を描いたり、庭いじりをしたりして過ごしてきました。しかし何か、国の進めているさまざまな施策というものをときどき新聞を見て、テレビを見たりして感じておりましたのは、どうも少し私の考え方とずれているのではないか。例えば、日本の人口は今、1億3,000万人ですが、あと50年すると9,000万人になる。100年たったら4,000万人になる。4,000万人と言えば江戸時代の人口です。江戸時代の人口とほぼ近い。そういうことになると、これは今までのような大量生産・大量消費、そういう経済成長至上主義というもので、果たして日本という国はやっていけるのかどうか。私は難しいと思います。
これからは原発をあちこちの国に売り込んだりするような、そういう欲張りな資本主義ではなくて、もう少し、自然エネルギーとか、脱成長とか、そうした心豊かな生き方というもので満足できるような、そうした国づくりというものを進めていかなければならないのではないか。それが価値観の転換と申し上げた、1つの大きなテーマです。心豊かな幸せの成熟社会へのパラダイムの転換をしていかなければならないじゃないか。私はそう思っております。
特に私が心配しているのは、今度の知事選挙への立候補のきっかけにもなったんですが、成長のためには原発が不可欠だと言って、原発を再稼働させようとしている国の姿勢。このことに私は強い危機感を持って、そのことが今日、ここに来ていただいている小泉さんにも強く背中を押されて立候補をするきっかけとなりました。それが1つの私が申し上げる価値観の問題です。
もう1つは、これも多少抽象的な話ですが、大くくりに申し上げて、平和と言ってもいいかと思うんですが、今度の選挙のテーマはもちろん原発だけではありません。都政に関わるさまざまな問題、いつ来るか分からない直下型地震に備えての基盤の整備とか、あるいは高齢者や待機児童の問題。さまざまな問題にできる限り急いで、メリハリをつけて対応していかなければならない。それも当然のことであります。
外国とのさまざまな問題。オリンピックはまさに平和の祭典でありますから、都としても善隣的な近隣諸国との付き合いというものについては、いつも知事は念頭に置いておかなければならないことだと思います。オリンピックは、しかしかつての東京五輪のように大きな投資をして、大きな建物を造ってというわけにはいきませんから、できるだけコンパクトな、しかしソフトな面でおもてなしの心というものを十分に感じていただけるような、そういうオリンピックにしていかなければならないし、また、東京だけがいい思いをするのではなくて、東北の人たちにもぜひ一緒になってオリンピックの果実というものを分かち合えるような、そういうオリンピックにしていかなければならないと思います。
もう1つ、最後の問題は原発の問題です。私は国の存亡に関わる大きな事故がいつ起きるか。本当にこれは不安で仕方がない。福島の事故がありましたけども、東京の周辺、100キロ、200キロぐらいのところには浜岡とか、あるいは東海第二とか、いくつかの大きな原発が立地しています。もしそういう原発が大きな事故を起こしたら、これは日本は壊滅的な打撃を受ける。日本だけではない、世界中にその影響が及ぶことは必至であります。ですから、一刻も早く原発再稼働というものをやめて、世界の先進国がやっているように、自然エネルギー、あるいは再生エネルギーなどを活用した、分散型のエネルギー社会というものを作っていかなければ、日本は成り立っていけない。そういう方向に早く踏み出していくべきだと思います。
オリンピックや、消費税や、いろいろな問題があるんですけど、もちろんそういう問題も原発の事故が起きたら、そんな問題はもう一遍に吹き飛んでしまう。知事の最大の任務は、第一の任務は、都民の生命と財産を守ることです。原発は都政のテーマではないと言う人たちもいますけども、都民の生命と財産を守るということは、これは最も重要なテーマでありますから、これが今度の選挙のテーマではないということは、私はまったくおかしな話だと思います。
この間の福島の事故のあとも、水道が止まったり、停電になったり、都内の一部では大きな問題が起こりました。迷惑をされた方々がたくさんありました。その原発依存型のエネルギー多消費型社会というものを先ほども申し上げたように180度方向転換して、新しい時代に対応するものにしていかなければならないと思います。3.11が起こるまで、私も原発は安全でクリーンだということを信じてまいりましたが、しかし、この事故によってそれがいかに欺瞞であるかということが明らかになりました。原発がなければ日本の経済は成り立たないという人がおりますが、2年間原発が止まっていても日本の経済は順調に回っております。
もちろん、石炭、火力などの燃料代というものを、相当かかることは分かりますが、しかし、原発には実は天文学的なコストがかかっている。事故のあったときのコスト、あるいは廃炉にするコスト、いろいろな点で天文学的なコストがかかっている。それが見えない形で国民の負担にされて、原発のコストは安いというごまかしがまかり通ってきました。原発の安全性の問題や、核のごみの問題を考えたら、原発とは早くここで区切りをつけて、欧米の先進国がやっているように、自然エネルギーなどに変えていくほうが、よほど生産的だし、新しい雇用や技術を生み出していくきっかけになると思います。今ここで原発ゼロの方向というものを明確に打ち出して、再稼働に向けてスタートを切っていく。自然エネルギー大国日本というものを打ち出していくということが、何よりも大事なテーマだと思っているわけです。
もちろん、東京都は東電の大株主でもありますから、東電に対していろいろ注文もつけていかなければならない。その東京で原発ゼロを目指すことは、先ほども申し上げたように今度の選挙で都民の皆さん方に問うべき、それこそ重要なテーマだということを重ねて申し上げたいと思います。この間、小泉さんからも話がありましたが、原発をなくして再生エネルギーで活力のある日本をつくっていくか。それとも今までのコストの高い、リスクのある原発というものにしがみついて、日本という国の衰退にかけるか。そのどちらを選ぶかという、今回は大事な選挙であります。
私は、原発をやめて、自然エネルギー、再生エネルギーなどで日本の未来にかけていく。そういう方々の先頭に立って、日本の新しい国づくりに邁進していきたい。そのように思っておりますので、どうぞ都民の皆さん方の、少しでも多くのお力添えをいただけたらありがたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
それでは、小泉総理にバトンタッチいたします。ありがとうございます。
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首長の動き
2014年1月19日日曜日
2014年1月15日水曜日
東京都知事選について
東京都知事選について、たんぽぽ舎のメールマガジンより
┏┓
┗■1.「原発ない東京が国変える」 小泉氏、細川氏支援 都知事選
| 会談後、細川氏が出馬表明
| 「原発ゼロでも日本は発展できるというグループと、原発なくして
| 日本は発展できないというグループの争いだ」(小泉元首相)
└────
東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)に無所属で立候補の意向を固めていた細川護煕元首相(76)は14日昼、小泉純一郎元首相と都内のホテルで会談した。「原発ゼロ」を訴えている細川氏は、同じ主張をしている小泉氏に協力を要請し、小泉氏は全面支援を約束した。細川氏は会談後、記者団に「都知事選に立候補する決断をした」と表明した。
細川氏は記者団に「原発問題は知事としてやりがいのある仕事だ。全力でやりたい」と述べ、一両日中に出馬会見して公約などを発表する考えを示した。
小泉氏は記者団に「細川さんの決意に心から敬意を表したい。喜んで、積極的に当選のため頑張る」と述べた。都知事選の位置付けに関し「原発ゼロでも日本は発展できるというグループと、原発なくして日本は発展できないというグループの争いだ」指摘。「東京が原発なくしてやっていける姿を見せると、必ず国を変えることができる」と強調した。
細川氏は昨年10月、安倍晋三首相に「原発ゼロ」への政策転換を促す小泉氏と会談。細川氏はその中で「核廃棄物の最終処分場がないのにもかかわらず、原発の再稼働を進めることに反対なのは小泉さんと同じだ」と連携に意欲を見せていた。(後略) (1月14日東京新聞より抜粋)
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┗■1.「原発ない東京が国変える」 小泉氏、細川氏支援 都知事選
| 会談後、細川氏が出馬表明
| 「原発ゼロでも日本は発展できるというグループと、原発なくして
| 日本は発展できないというグループの争いだ」(小泉元首相)
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東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)に無所属で立候補の意向を固めていた細川護煕元首相(76)は14日昼、小泉純一郎元首相と都内のホテルで会談した。「原発ゼロ」を訴えている細川氏は、同じ主張をしている小泉氏に協力を要請し、小泉氏は全面支援を約束した。細川氏は会談後、記者団に「都知事選に立候補する決断をした」と表明した。
細川氏は記者団に「原発問題は知事としてやりがいのある仕事だ。全力でやりたい」と述べ、一両日中に出馬会見して公約などを発表する考えを示した。
小泉氏は記者団に「細川さんの決意に心から敬意を表したい。喜んで、積極的に当選のため頑張る」と述べた。都知事選の位置付けに関し「原発ゼロでも日本は発展できるというグループと、原発なくして日本は発展できないというグループの争いだ」指摘。「東京が原発なくしてやっていける姿を見せると、必ず国を変えることができる」と強調した。
細川氏は昨年10月、安倍晋三首相に「原発ゼロ」への政策転換を促す小泉氏と会談。細川氏はその中で「核廃棄物の最終処分場がないのにもかかわらず、原発の再稼働を進めることに反対なのは小泉さんと同じだ」と連携に意欲を見せていた。(後略) (1月14日東京新聞より抜粋)
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